木目込み人形材料 No188 つづみ

鼓を持った女の子の木目込み童人形(高さ20cm)

• ①～②までの番号は布の番号です。そのほかにこのお人形には足袋、首の白縮緬。底縮緬。履き物。内着物。帯揚げ。帯留め用の紐がそれぞれつきます。
• 矢印は布を貼るときの布の向きです。
• 普通に帯を入れるとAの部分にしわが寄ります。Ｂに溝を入れ、切り込みを入れれば、しわはよりません。
• Ｃの部分もしわが入りやすい所です。しわを寄らせないためには、袖の下から袖口にかけて徐々にいせこんでください。（注）
• 足袋の所に、指の股になる溝を入れて下さい。金糸を入れると草履らしくなります。
• 写真見本の帯揚げは、三つ折りにした布の中心に、同じように三つ折りにした布を巻き絞っただけのものです。簡単ですからやってみて下さい。
• （注）いせこむとは、布を引っ張らずに、しわになるぎりぎりの所できめこんでいくことです。丸い所などはこの方法を使います。